うた魂♪

劇場の予告編を見た時点でウルル〜っとなっていたので本日観に行けて嬉しゅうございました。あたくしの年代に「15の夜」はあまりにも青春時代なのであります(笑)





楽しくも辛くもまわりに仲間がいる季節だからこそのお話。青春コメディですね。自意識過剰でとんちんかんな可愛い主人公が合唱を通して挫折したり出会ったりいたらなかったことに気が付いたりして合唱サイコー!という話(簡単ではありますが)


「15の夜」の合唱以降はどっかのスイッチが入っちゃったんでしょうね、ゴリ権藤の熱いメッセージが決定打、以降5分に一回ペースで泣きはいりました。一見なんでもないセリフがたまらなくなったりするんですよぉ、基本コメディだし泣かせよう感動させようとかないのに。


後輩とのやりとり、おじいちゃんの愛のある言葉、歌いたくても歌えない友人、思いを寄せる牧村への言葉、なんとなく始まる仲間との合唱、産休先生の男前な対応&歌声、尾崎曲の合唱&選曲、私的にヒジョーにツボだった男子ピアノに言いたい「お前はYOSHIKIか!!」etc…。実に素晴らしい。


オチが見えているわかりやすい映画だと思う。でも「合唱」に拘って厳選されたエピにはとても好感が持ててヒジョーに気持ちよく鑑賞し終えることができるというだけで十分。一緒に観に行った子が部活仲間だったので「あんな一体感のある部にしたかったよねぇ」と思う存分羨ましがりました。もう卒業してからうんと時間はたってるんですが(苦笑)。