佐賀のがばいばあちゃん

邦画好き友人のススメで観にいったこの作品、全然内容も知らずの鑑賞。終戦後、主人公の男の子が親元を離れて佐賀のおばあちゃんに預けられるというだけの話なんだけど、ハートフルいっぱいのお話でした。






主人公の男の子が大きくなっても素直な子でねぇ、またその子を支える周りの大人、ばあちゃんも先生も良か人ばかり。色々ある中で好きなエピはお父さんに会ったことのない少年がお父さんについての作文を書かなくてはならない宿題がでて、ばあちゃんに笑顔で知らないって書けと言われて作文用紙いっぱいに堂々と「知らん」と書いて提出すると先生が「100点!」と書いて返してくれるところ。こんな大人が近くにいるから素直な子が育つのかこの子が素直だから大人がそっと手を差し伸べられるのか。ゆったりと時間の流れる佐賀がそうさせるのか。とにかく微笑ましいエピソード満載の話でした。心洗われました。「辛いことは夜に話すな、昼に話せば暗い話題ではなくなる」とか「ケチはいけんが節約はいい」とかなかなかいいこと言ってくれてます。ほんやりジワーっときたい方にはオススメです。