映画「ウォーターズ」
行ってきたさ渋谷GAGA。タキシード衣装やらなんやらウォーターズ関連の展示がされてましてキャンペーン中のポスターを写メしたりして(恥)。そして映画、観た観た2回観たよー。ヒネクレモノのわたくしが相当かなり激しいネタばれ毒舌注意でお送りしますゆえ「続きを読む」にしておきます。
観るまではとネタばれしそうな文章は極力読まないように努めましたが、ホストの話というより友情や仲間にスポットを当てた痛快群像劇らしい、というベースがあっての鑑賞でございました。亮平かっこよかったけど指名するならメガネの正彦さん!というのがまずの感想(笑)。そして手放しに楽しめなかった自分。
最初のダッシュの見せ方あたり面白そう!といい食いつきで観てたんですがね。台風がきてお店にみんなが集まりだしてってとこで一気に「はい?!」と。以降どんどん疑問や都合いい設定が気持ちよくノっていけなくなって(悲)。以下順不動で確認&突っ込み。
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- 7人は同じ人に騙された被害者です。(7人をもっとも強く結び付けてる要素)
- 被害金額に個人差アリ(これは仲良くなれない大きな壁な気が)
- 200万出せてなぜホスト募集に応募すんのさ・・・
- チカちゃんの病気(後から思うと一致団結する為のネタとするなら相当罪な設定)
- 7人でお店を経営することに(素人ホストクラブでどれだけ儲かると算出を?150万支度金も出してるし)
- うまくいかず衝突(これは想定内だがここからどういう展開にもってくつもりだったの?)
- 台風(後から思うとこの自然現象を利用する頭の回転速いチカちゃん恐るべし)
- チカちゃんからお店を守ってメール(あのメールで何故お店が危機状況がわかるのだ)
- みなさんお店へ向かいます
- ケンカ別れ直後でその素直さって・・・(お姫様には絶対服従?)
- それほどお店や仲間に執着してたっけ?!(この気持ち発生が決定打)
- 自分だけに宛てて送られたメールじゃないことにガックリとは?(チカちゃんって一体何者?!)
- 女子チームの必要性(亮平の美奈子への思い、こちらに伝わらず)
- 始まりとオチのせいか、話の端々に時には中心にカネカネ。
- 負けたら彼らはどういう風になったのだろう。
最後のさわやか終了、「この仲間と出会えたしね」っていう満足感があってこそ効くのでしょう。そこまで気持ちをもってけなかったあたしにとっては、このヒトのいい彼らはきっとまた騙されて「騙すより騙される方が幸せだよな!」なんて言い合って笑うんだろうなぁな光景が思い浮かび。作者の狙う着地点とは違うところに自分落ち着いてしまったことを残念に思います。こんな書いてますが、もう一度は見に行く予定です。
もちろんいい男鑑賞、ニヤリ場面みっけ!って視点から観れば楽しめるさ、そりゃ楽しめるさ!そういう楽しみ方も否定はしません、が本位ではありません。これだけブーてれててもウフフときてしまったのだものしょうがないんだもの。公式HPでUPされてるモロモロ映像場面はやはり見所。あたくし特選は