ALWAYS 三丁目の夕日

たいした前情報なく鑑賞。鈴木オート(堤さん薬師丸さん掘北さん)と茶川絡み(吉岡さん小雪さん)の家族を中心にお話は進んでいく。びっくりするような仕掛けはないけれど、TVが家にやってくる、ライスカレーを食べる、銀球鉄砲を当てる為にクジを引く…小さな事件にみんなが一喜一憂してホロリとクスリッの繰り返し。登場人物は結構多いのにどの人を取ってもエピに見合った配分で人物が描かれていて気分良く見進められました。未来に夢を持って生きている昭和33年の東京の人々や街は羨ましいくらいイキイキしていました。公式HPに行くと流れる音楽も素敵だなぁ。→http://www.always3.jp/index02.html 。相関図を見ただけで、あれやこれやの名場面が思い浮かんで目が潤みます。とても安心して気持ちをあずけられる映画でございました。印象に残ってるとこはネタバレ込みゆえ「続きを読む」にしておきます。

    • 一生懸命建てた自動車工場を「ただの町工場」扱いされる場面での鈴木オートのお父さん
    • クリスマスプレゼントは何が言い?と聞く茶川
    • 万年筆を貰って目を輝かせる淳之介
    • お守りのおつりをちゃんとお母さんに渡す一平
    • 日の過ぎたシュークリームについて食べられるか否かを真剣に検討するお母さん
    • アクマ先生が焼き鳥をお土産に買ってからの場面
    • 空気指輪を見てキレイとニッコリするヒロミ
    • 口べらしできると言われ帰るところがないと悲しい思いをする六ちゃんと
    • 里心引きずらないように手紙を本人には出さない六ちゃんのお母さん