「イズ・エー」鑑賞

※ネタバレ注意
ユーロスペースにて19日までということであわてて観に行きました。
2度目。ちょっと前半眠かった…。んだがなんとか持ち直し後半へ。
勇也の生気ない目や何でも見透かしてるような目。
ちょっと声高い甘えた話し方が余計にムカつく。
友達の克次は同じ匂いのする人間。
2人とも動物的感というか磨ぎすまされた感覚、繊細さがないとお話成り立ちません。
他の人とは違うと歩んできた人の思い上がりと実質が伴わないゆえの弱さを
過大表現すると爆破や殺人になちゃったってとこか。
公式HPで監督への質問回答がUPされて読んでみた。
克次がかなりキーマンというか勇也の行動の若干わかりやすい盤というか。
しかしやっぱ内藤父がすごかったな。
海での勇也とのシーン。内藤父の表情に一瞬ウルっときた。
勇也はホントむかつくんだけど美しくて。*1
そこで自分の中で葛藤なわけですよ。
観てやっぱり疲れた。小栗くん出てなかったら観てないだろうな…
映画は自分にとっては娯楽。娯楽にはこの作品は少々重い。
考えさせられるのはドキュメンタリーで。

*1:しょうがないじゃない、FANだもの