「さくらん」

「さくらん」のイントネーションはどこが強いのですか。棒読みor「さ」or「く」?。原作は読まずして拝見。菅野美穂氏の花魁がすーてーきー。






蜷川実花監督ということでとにかく「極彩」、若干色酔い。最初は菅野美穂氏の花魁っぷりが粋でかっこ良くて、熱くて冷たくて。
途中のエピは画面がどう美しく綺麗鮮やかにするかの為のエピって感じ。木村氏の花魁は下世話で悲しく、アンナ氏の花魁も好き勝手で縛られ放題の破天荒、女子が惚れちゃう女子な魅力って点ではいまいち。しかしこれがエンディングに向けてのヒジョーに重要な要素だったのだけれども。色々えげつないことも起きたけど女多数に男が絡みゃ想像範囲内な。
最後の方になると、なんとなくエンディングに向かっているぞーっていう空気でどう収まるのかという興味と、この美しさともうすぐお別れの寂しさとが入り混じり。『手練手管』して生きてきた日暮がひとりの人としての姿みせたところから、もうそのエピ終わってるぞっていうのに目がウルウルして止まらない。信じる心をずっと持ち続けてた日暮はやっぱ強くていかした女なのだろう。行き着くとこはやっぱ家族なのかなー。
小栗くんは、出てた出てた(以上)。DVDが出たら再び鑑賞せねば。